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- 俳句庵 2014年08月 作品一覧
俳句庵
8月『墓参』全応募作品
(敬称略)
- 東京都 安西 信之
- 風抜けて山の香の過ぐ墓参かな
- 神奈川県 佐々木 僥祉
- 一杓の涼を供ふや墓参り
- その小径ともに歩みし墓参り
- 山梨県 天野 昭正
- 子も孫も揃い賑やか墓参
- 職人で頑固な父の墓洗う
- 近いうち母になる娘も墓参
- 墓らしき小さき嵩にも参りけり
- 遠縁の人も来ている墓参
- 東京都 右田 俊郎
- 吾のあと継ぐ者もなし墓参
- 墓参りほどなく吾もゆくと告ぐ
- ちっちゃな手合はす幼子墓参
- 墓参り何か良いことした気分
- 子らもどり一家そろうて墓参
- 東京都 辻 翠
- 颯と風や京見はるかす墓参り
- どちらからともなく会釈墓参り
- バスを待つベンチ老母と墓参り
- 旅鞄携へまずは墓参り
- 目印の大樹伐られし墓参かな
- 東京都 安西 信之
- 殿を孫の勤めし墓参かな
- 墓詣墓碑より低くなりし母
- 父の下へ母の手を引く墓参かな
- 兄弟の欠ける事無き墓参かな
- 東京都 比呂志
- 時候なき肩たたき軒墓洗う
- 父親も百を超え墓洗う
- ジッポーの匂い懐かし墓参
- 岐阜県 ―
- 墓参り蚊と戦いて合掌す
- 墓参り三世代の波感じゆく
- 線香の香り新たに盆まいり
- 墓前立ち背伸びで測る目の高さ
- 墓参り花束絆の深さあり
- 東京都 鈴木 眞由美
- 酒カップ二つ供へて墓洗ふ
- 墓参隣りの塔婆新しき
- 母の手を取りし石段墓詣
- ブラジル 林 とみ代
- ブラジルの祖となる夫の墓参り
- 過去を侘び父母の墓前に参りけり
- 開拓の兵眠る墓参り
- 千の風となりたる夫の墓参かな
- 掃苔や先駆者眠る丘に立ち
- 北海道 十佐
- オホーツクの風を背中に墓参り
- お隣の墓にも供花の墓参り
- 爺婆に大き報告墓参り
- 神奈川県 相模 太郎
- 覚えなき人と会ひたる墓参かな
- 御供えは庭の花もの墓参り
- いつそうの精進誓う墓参かな
- 火を点けし煙草を供ふ墓参かな
- 早早に墓参をすませ旅立ちぬ
- 愛知県 幅 茂
- 蜩の声聞きに行く墓参り
- 東京都 石見 光夫
- 墓参り好みしコーヒー供えたり
- その後に生れし児もいる墓参
- 千葉県 炭茶尼
- 我が墓碑は不要なれども墓参り
- にぎやかにいきてかえるがはかまいり
- 東京都 笹木 弘
- 線香の消えるまで居る墓参り
- ふるさとの水で洗ひし父の墓
- 黄泉のこと聞けど答えぬ展墓かな
- 閼伽桶の水を両手に墓参り
- はらからの揃ひて洗ふ父母の墓
- 千葉県 横井 隆和
- 墓持たず西の夕陽や墓参り
- 墓の空仰ぎ指折る友の数
- 愛知県 石川 順一
- 墓参して茶店に行くのは躊躇はれ
- 生き物を慈しむ心墓参り
- 散々に雨を呪ひて墓参り
- 天を裂く如き啓示に墓参り
- 歯磨きは忘れるべからず墓参り
- 岡山県 山本 美香
- 墓石に水掛けられて君涼し
- 汗伝う喉をぬぐって墓参
- 墓参桶柄杓持つ手は冷えて
- 北海道 飯沼 勇一
- クルマで来クルマで帰る墓参かな
- 遺言の欅の樹への墓参かな
- 寺男自家の墓参はそそくさと
- 碧い目を姪連れて来る墓参り
- 真っ新の墓碑銘の墓墓参する
- 東京都 蘭丸
- 屁理屈を何度も詫びて墓洗ふ
- 代行の一礼長し墓参
- 埼玉県 小玉 節郎
- ちゃん付けで今も呼ばれる墓参り
- 当分はこの世にいます墓参り
- 墓参り家名の穴より蜘蛛が出る
- 難関は長き石段墓参り
- 墓参り行きも帰りも無人駅
- 千葉県 ―
- 朝露に 青草薫る 墓参り
- 白き香を 墓が纏いぬ 盆の朝
- 護国せる 英霊しのぶ 十五日
- むせる声 賑やかなりぬ 墓参時
- 墓参り あちらへ焚ける 香る橋
- 岡山県 八木五十三
- 山に掌の足老ゆ父の墓参かな
- お互ひに顔知らぬなり墓参り
- 一滴の水惜しみ墓洗ひけり
- 母の香や線香の香に墓参り
- 青森県 森 惇
- 墓参り 夜の銀河に 祈る幸
- 墓前にて 座り流るゝ 言の風
- 泣き声に 心手向ける 墓参り
- 黄昏の 後光生まるゝ 墓前かな
- 墓参り 蝿追い払う もみじの手
- 埼玉県 守田 修治
- 墓洗う古稀となりたる次男坊
- 村相撲弱かった父の墓洗う
- 墓洗う汲み上げ井戸水いい気持ち
- 反戦の遺志をぶつけて墓洗う
- 父の声母の声聴く墓参り
- 神奈川県 野川 喜一郎
- 在りし日のタスキの母や墓参り
- 住職の変わらぬ説教墓参り
- 名前あれど顔知らぬ墓碑墓洗う
- 幾年ぶり孫連れて来る墓参り
- 孫の目はただ珍しき墓参り
- 大阪府 都女
- 真新し 戒名滲む 墓参り
- 墓参り 不慣れな読経 涙雨
- 墓参り コソ泥烏 経覚え
- ギースチョン 読経のごとし 墓参かな
- 岐阜県 ときめき人
- 眼をとじて囁きかける墓参り
- 大阪府 瀬戸 順治
- すつかりと周りが変わり墓参かな
- 埼玉県 ―
- 蝉しぐれ 先祖にそっと 感謝する
- 埼玉県 哲庵
- 墓詣り世界遺産の麓まで
- 菩提寺の無縁仏の墓洗ふ
- 墓洗う戦無き世を祈りつつ
- 線香を聖火リレーす墓参り
- 初孫を肩車して墓拝む
- 千葉県 内田 誠
- 隣にも線香分くる墓参かな
- 墓参後は故人通ひし店巡り
- 最後かなまた思ひつつ行く墓参
- 墓参後はややおごりたる食事する
- 気が向きし時の墓参や空青し
- 山口県 ボケ爺さん
- 胸を張り 親父を越えたと 手を合わす
- 孫二人 手引き背押す ボ参道
- 報告は 今年も孫が二人増え
- きついねぇ 今年は角度が 5度UP
- まだ早い 親父が叱る 墓同居
- 福島県 小野 和宏
- 手のひらにたましい載せる彼岸かな
- 参道に童心寄せる曼珠沙華
- 母さんはかあさんのまま夏送り
- 兵庫県 山地 美智子
- 独り来て黙祷長き墓参かな
- 一族の賑やかにゆく墓参り
- 車いすの母も行くてふ墓参り
- 誘い合ふ者なき故郷の墓参かな
- 恩師への礼が墓参となりにけり
- 千葉県 隼人
- 若かりしちちははの声墓参
- 一冊の父の形見や盂蘭盆会
- 訪ね来る生家は廃墟墓参
- 東京都 夢久乃音
- 墓参りそっと供えてあった花
- 高齢で遠路に参る墓参り
- 墓参り石の代わりに育つ木々
- 墓の前そこは留守との歌もあり
- 墓参り終の住処の下見兼ね
- 佐賀県 平吉 俊郁
- 墓参の子自分の名字さがしたり
- 仏壇に行ってきますと墓参り
- 千葉県 中原 政人
- 葛餅や月命日の母の墓
- 線香の煙のなぞる夏の墓
- 母眠る墓地を抜け行く秋の風
- 供えもの烏を忌みて持ち帰り
- 東京都 岩川 容子
- 細ぼそと墓参につなぐ縁かな
- 墓洗ふいかつき父の背を思ふ
- 墓参り墓地に裏門表門
- 虫除けは用意万端墓掃除
- 東京都 若槻 泰治
- 墓参り偲ぶ故人と会話する
- 偲ばれて紡ぐ絆に夢を見る
- また来たよ眠る故人と会話する
- 長野県 木原 登
- 年々に母に近づく墓参かな
- 大阪府 きのと
- 四時間の高速バスや墓参
- 草取りからまずとりかかる墓参
- 両親に無沙汰をわびる墓参
- 山口県 山縣 敏夫
- 墓洗い眼下に見遣る基地の街
- ワンカップ供えて父の墓詣で
- 犬連れて小高い丘の墓参り
- 夢に出たうるさい父の墓洗い
- 墓詣で見知らぬ人と会釈する
- 愛知県 松本 廣行
- 墓参り父と同歳になりにけり
- もうすぐの終の棲家や墓参り
- 戒名の他人のごとき墓参り
- 母連れてここでいいかと墓参り
- 墓参り戒名擦れる月日かな
- 神奈川県 井手 浩堂
- 母がせしやうに参りて父の墓
- 海隔て開聞岳見る墓参かな
- 虚子の墓参り汀子と出会ひけり
- 東京都 三浦 靖男
- 孫生まれお墓参りの足軽き
- 鎌倉や散華いただく墓参かな
- 墓参して憲法異変父母に告ぐ
- 受け継ぎし命の旅路墓参かな
- あじさいが墓参の道にを濡れふさぎ
- 広島県 岸保 真理子
- 立ち昇れ 天へと墓前の 百合の香よ
- 墓参り 寡黙な父と 向かい合い
- 産まれ来ぬ 子に供え菓子 母の愛
- 手を合わせ 感謝伝える 墓参かな
- 墓掃除 無心に帰る 涼し朝
- 山口県 ―
- 海の色はるかに澄みし墓参かな
- 東京都 丸山 清子
- わが影とふたりきりなり墓参
- 東京都 岩崎 美範
- 父に酒母にも酒の墓参かな
- 大阪府 津田 明美
- 先人の齢はるかに墓参かな
- 東京都 梶浦 公靖
- 墓洗う 世俗の塵の ひとつまで
- 墓参り 増えし家族を 紹介す
- 手を合わす 遠くに聞こえる 踊り歌
- 蜩の 経読む声か カナカナと
- 我よりも 長く祈りおり 孫三つ
- 東京都 星多
- 近況を報告に行く墓参
- 朝の鐘聞き一番の墓参
- 方言が遠来もてなす墓参
- 神奈川県 川島 欣也
- 墓参り父語りだす出自かな
- 刻まれる句に額寄せ展墓かな
- 父母の背摩るがごとし墓洗ふ
- 掃苔やながの無沙汰を詫びながら
- 違ふ嫁姑も鬼籍墓参り
- 千葉県 伊藤 和幸
- 掃苔やいつしか超ゆる父母の齢
- わがままを父母に深謝し墓洗ふ
- 東京都 靖
- 吾もまた父母と眠りし墓参かな
- 丸まりて白きうなじの墓参かな
- それぞれの歩を異にして墓参り
- 母の背のこれほどまでに墓参り
- マニュキュアの指す先暮れぬ墓参り
- 埼玉県 岸 保宏
- 義母に共墓参の仲間多かりき
- 報告を箇条書きする墓参前
- 墓参後にみたらし団子二つ買い
- 静岡県 蓮花寺
- 墓洗ひ一山に水行き渡る
- 墓参り黄泉のささやき線香ゆれ
- 広島県 安冨 正則
- この朝の 涼しきうちに 墓参り
- 新潟県 小林 美博
- 蝉しぐれ 先祖の墓に 降り注ぐ
- 盂蘭盆会 寺の小坊主 経を読む
- 親族が 墓を囲んで 盂蘭盆会
- 春彼岸 墓にちらつく 小雪かな
- 盂蘭盆会 一月後には また参り
- 兵庫県 銅彰
- 墓参後に 故人ヒイキの 居酒屋へ
- 墓参後に 故人くぐった 縄のれん
- 墓参人 となり向かいも 代替わり
- 故人まね 墓参の後の わらび餅
- 木々の葉の 積りし墓に 許し乞う
- 福岡県 星ゆきな
- 顔知らぬ 先祖に挨拶 墓参り
- 花を持ち あなたに会いに 墓参り
- 辛い時 話に行きたい その場所に
- ありがとう 心の中で つぶやいて
- 水をかけ 綺麗に磨き 心にも
- 兵庫県 鈴木 優子
- 墓参 線香の香を残して モーニング
- 神奈川県 山崎 祐一
- 雲と行く ふるさとの風 墓参
- 巻戻る 時が流れる 墓参
- 墓参 道を悟すか 砂利の音
- 過ぎた日に 心をよせて 墓参
- こころざし 叶えてくれよと 墓参
- 兵庫県 岸野 孝彦
- 母の手を父の風引く墓参かな
- 潮騒や花投げいれし墓参り
- 真新し悲しみ刻む墓参かな
- 君が呼ぶ海坂上る墓参かな
- 義母なりし妻の話や墓参り
- 神奈川県 守安 雄介
- 路線バス乗り継ぎ姉の墓参り
- 妻墓参チチロの番持ち帰る
- お供への除草剤もて墓参
- ガイガー計携へ墓に参りけり
- 打ち揃う墓前の宴三回忌
- 愛知県 たつを
- 墓洗ふ家名絶ゆるは是非もなく
- 墓参兄当歳に遺影なし
- 掃苔やむかし野鍛冶のありし道
- その人の知らぬ孫あり墓参
- 長野県 木原 登
- 庭に出てお墓参りの花を切る
- 妻と吾の二人となりし墓参かな
- 日本みつばち巣くふゆゑ墓洗はれず
- 桔梗を提げて墓参の人となる
- 兵庫県 岸下 庄二
- 賑やかな宴の如き墓参
- ちちははに近況を告げ墓洗ふ
- 墓石まだ建たぬ恩師の墓詣
- 三年の無精を詫びて墓洗ふ
- 掃苔や故郷だんだん遠くなり
- 北海道 江田三
- 孫と来て口数多し墓参
- 墓参挨拶交はす田舎径
- 墓参竹馬の友に逢へる径
- 親戚も集ひ酒酌む墓参
- ふる里の山河静かや墓参
- 東京都 ―
- 僕の妻、顔よりデカイ、スイカ食べ
- 千葉県 長谷川 公二
- 墓参り墓に転居の人増えて
- 小さき児に墓参の作法教へけり
- 墓参り墓誌の父の名なぞる母
- 南無南無と手を合はす児の墓参かな
- 墓参して父に決意を伝へけり
- 神奈川県 佐藤 博一
- 面影は今も童顔墓参り
- 帰郷して何はさておき墓参り
- もう一度叱って欲しい墓参り
- 寿福寺に虚子を偲べる墓参り
- 幼名で呼ばれ振り向く墓参かな
- 神奈川県 神谷 喜美代
- 今頃は夫の墓域にすみれ咲く
- 郭公や山の裾野の墓参り
- 郭公や水かけてかけ夫の墓
- 東京都 きょうやん
- ふるさとはいつも青空墓参り
- 山鳩の声響くかな墓参り
- 紫のムクゲ咲く頃墓参り
- 東京都 岩崎 美範
- いつの日か入る予定の墓洗ふ
- 父に酒母に団子の墓参かな
- 異国から子等も駆けつけ墓参り
- 埼玉県 佐藤 茂
- ジョギングの気の向く時に墓参
- 東京都 紫繭(しけん)
- 子が継ぐは 父の好物 墓参り
- 墓参り 報告すること 止めどな
- 東京都 紫涼(しりょう)
- 花言葉 永久の愛なる 墓参り
- 「また来るね」 顔近づせし 墓洗う
- 東京都 紫雹(しはく)
- 夕立も 祖父の墓石を 洗い去る
- 墓参り 祖母は必ず 一張羅
- 大阪府 黄山木
- ご無沙汰を詫びる婆さま墓洗ふ
- 和やかに参る三代墓地公園
- あの人の好きな洋花墓参り
- 神奈川県 むこう
- 墓参り ばあちゃん元気? 楽しんで
- 墓参り 先客来てた 花具合
- 磨き上げ 一番きれいに してる墓
- 代々の 先祖に感謝 今がある
- 悩んだら お墓訪れ 落ち着かせ
- 長野県 中田 博美
- 墓参 木桶の重さ 身にしみる
- 風雪に 耐えし墓前に 手を合わせ
- 福岡県 紙田 幻草
- おだやかな人の背中や墓参り
- 掃苔や気になる墓の一つあり
- 家族連れ多くなりたる墓参り
- 愛知県 柵木 充義
- 琵琶湖をば一望となす墓参かな
- 誰ならんわが師の墓に手合はすは
- 墓参する人には吠えず寺の犬
- 改宗をひたすら詫びて墓拝む
- 見たかろう孫達つれて墓参
- 神奈川県 パラレル
- 昇進の報告もする墓参り
- 神奈川県 矢神 輝昭
- 遠き地に恩師の墓参一人旅
- 高野山墓参の方位富士こえて
- 墓参り祖母の尻押し上り坂
- 墓参して食事賑やか妣もいて
- 墓参して見上げる空に雲ひとつ
- 熊本県 貝田 ひでを
- 愚者賢者なき兄弟の墓参り
- 孝行の報告できず墓洗ふ
- 忙しさ言いつつ揃ひ墓参り
- 墓参り終へて一族ファミレスへ
- 入り口に石屋来てをり墓詣
- 佐賀県 小野 ゆみこ
- ひたすらに他力本願墓参り
- 墓参り太くて温いにわか雨
- 雑草で墓が見えない墓参り
- 行き着けぬ長い山道墓参り
- 蜘蛛の巣と落葉山盛り墓参り
- 大阪府 高塚 政宜
- 刻み字を拭いて整ふ墓掃除
- 墓詣済みて見渡す燧灘
- 墓参代行頼む仕儀となり
- 新潟県 近藤 博
- いつの日か吾も入るらむ墓参かな
- 人行き来墓地狭きほど墓参り
- 酒好きの亡父に供へ墓参り
- 墓参り誦経小声に掌を合はす
- 京都府 中村 万年青
- 遠き日に芙美子の墓に巡り逢ふ
- ワイン一ツ信長公の墓に在り
- 近江なる翁の墓に初参り
- 盆参り闇に提灯墓園かな
- 新盆や父母の墓前に未だ行けぬ